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節子院長の日々雑感「里がえり出産」

「里がえり出産」

コロナで里に帰って出産するのもままならない時代になりました。本来の里がえり出産とは、婚家先から実家に戻って自分の幼い頃から慣れ親しんだ場所で気をつかわずに安心に出産することをさしていた。

現代では、自宅出産をする方が減って、実家ではなく、実家の近くの病院で出産することも含めて里がえり出産とよんでいる。自分の親元でのんびりと出産後もお世話になるのも親孝行だと感じる。

日本の文化と言ってもいいでしょう。

「孫を産むことは一生分の親孝行」という言葉もあり孫というものは無条件に可愛く、目に入れても痛くないと言ったりもする。

実家の母親は急に忙しくなり、三食の食事づくり、洗濯、掃除、と目まぐるしい。実家の父親の役割は何だろう…。何かしてあげたいと思うものの手が出せない。赤ちゃんを抱っこして落とされても困るし…。車の運転が出来ればアッシー君が関の山。

ある父親の書いた文章が目に留まった。

娘が出産で戻ってきた。赤ん坊を抱いておっぱいを飲ませているうしろ姿が、妻の若い時と同じ姿なのでハッとした。

親子って、こんなところが似るものなんだなぁ。

 

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